| スキーが好きな子うさぎ(3ページ) | 前のページ 次のページ |
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校長先生は古くなって使わなくなった小さなこども用のスキーをものおきからさがしてきました。 それを、のこぎりで少しみじかくして、きれいにみがいてうさぎさんの足でもかんたんにはけるようにつくりかえました。 色もみみちゃんの目とおんなじかわいい赤にぬりかえました。 そしてスキーのさきっぽにしろうさぎのマークをかきました。 |
| 校長先生がスキーをつくっているとき、ひるまこどもたちにスキーを教えていた先生が見にきました。 「あら、その小さなスキーはもしかしたら、あのうさぎさんのですか?」 「ほー、きみも知っていたのかね?あのうさぎはどうやらスキーが好きなようだよ。」 「ええ、だってあのうさぎさん、いつもスキー教室を見ているんです。校長先生、私もあのうさぎさんにスキー帽を編んであげようと思います。」 いつもやさしい笑顔の先生は、一生懸命編んだので、あっというまにかわいいみみちゃんの帽子ができました。 きれいなにじ色のぼうしです。 みみちゃんは、にんげんにみつかったとおもったら逃げてしまいますから、先生達はみみちゃんがいつもスキー教室をこっそりみている森のはじっこにある木のあたりにそっとそのスキーとぼうしを置いておきました。 うさぎさんたちはこわがりますが、やさしいにんげんもいるんですね。 |
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