12.ぴかぴかのラスベガスとバス釣り
夕方にはラスベガスについたのだが、アイちゃんの釣りの手配のため、ラスベガスを素通りし、レイクミードへ行った。

途中夕立に見舞われたが、湖に着く頃には雨もあがり、湖面から虹が2重に立ちのぼった。

アイちゃんは、明日の釣果を約束する虹だと喜んでいたが、結局ここではボートをチャーターできる所がみつからず、ラスベガスに引き返すことにした。


ラスベガスに到着する頃には日も落ちて、街はネオンの洪水だ。街は恐ろしくハデハデで、さすが不夜城ラスベガスと感嘆した。

砂漠の中にこんなゴージャスな街を造り上げてしまうなんて、なんだかとってもすごい。

しかし、広大な砂漠や、モニュメントバレーに沈む夕陽などをながめ旅してきたあとでは、さずがのラスベガスもはかないものに思える。

やっぱり、自然の迫力や崇高さには遠く及ばないといったところ。

ギャンブル運の無い私のひがみかもしれないけれど。

この日の宿はかの有名な「サーカス・サーカス」に取ることにした。ラスベガスのホテルはカジノで儲けているので安いとは聞いていたが、ほんとにびっくりの安さだった。

なんとツインルームが一部屋$29!

モーテルより安いではないか。。。。

もちろん、広々した立派な部屋だ。

カジノ経営って儲かるのね。

部屋に落ち着いたら、アイちゃんはすぐに電話帳を開き、ボート探し。

幸運の虹のおかげか、今度はボートとガイドを確保することが出来た。

彼は一気に上機嫌になり、意気揚々とカジノに繰り出した。もちろん、カードを片手に。。。
(後日請求額にびっくりしていた)

レイクミードで虹をみた



ラスベガスはぴかぴかの街だ
でも、無くなっても惜しくないお金を
5000ドル位持ってないと面白く無いみたい。




電話をかけまくり、必死で釣りの手配をするあいちゃん。
この背中には男のロマンすら感じる。

ショウちゃんは、すっかりスロットにはまり、一人で朝までやっていたらしい。
朝方大当たりし、相当儲けたと言っていた。

ロスに戻ったら夕食をおごるとまで申し出た。
けれど、仲間は誰も見てなっかたから、大当たりはうそかもしれない。

朝までやってて大損していたら何を言われるやらと。。。。
アイちゃんは、ショウちゃんが部屋に戻るより早く、釣りに出かけた。

ガイドのおじさんが良い人で、澄んだ水のポイントで釣るテクニックなどを親切に教えてくれたということだ。

アイちゃんの英語力ではたしてそんな会話が成り立ったのか疑問が残る。

苦労の甲斐あって、釣果の方も満足のいくものだったらしい。

でも、仲間は誰も見てないから、うそかもしれない。

ここまできて釣りをしてボウスだったら何を言われるやらと。。。。

写真に写っていたバスも、ガイドのおじさんが釣ったに違いないとにらんでいる。

でも、待ち合わせに2時間遅れた私たちは、黙って自慢話を聞いておいた。

レイクミード湖畔の街・ブルームフィールド
街角で2時間遅刻した私たちを待つアイちゃん

1.
日本脱出! 8. ここは天国だ。サンタフェ
2.
アメリカ上陸 ロスサンゼルス 9. ネイティブアメリカンのプエブロ・タオス
3.
アリゾナの砂漠をツーソンへ 10. フォーコーナーと田舎町
4.
西部劇の街・ツームストン 11. 猿の惑星・レイクパウエル
5.
巨大サボテンの林・サグアロ国立公園 12. ぴかぴかのラスベガスとバス釣り
6.
アルバカーキでチリ三昧 13. マザーロード・ルート66とバクダットカフェ
7.
ボーダーの街・エルパソ、ファレス 14. ほこりにまみれて再びサンタモニカ
South West 3500マイルの旅 TOP


Copyright(C) CafeCaboSanLucas All Rights Reserved.